傘修理　クリスマスの日にサプライズ

ネットから修理のご依頼がきました。バーバリの傘の修理です。
お客様は、外国の方で、通訳の方を挟んでの対応になりました。
「傘の生地に筋が入っているので、染めて欲しい。」とのご依頼です。
しかし、生地を染めても白くなってる筋の部分は、UV、防水の効果がないため、新しい生地にすることを提案させて頂きました。

ただ一つ、"バーバリの傘という状況でして欲しい"と言われたので

理由をお聞きすると、その傘は奥様が使ってらっしゃったお気に入りの傘。その傘をクリスマスに、サプライズで新しく生まれ変わった傘をプレゼントしたいとの事でした。

ただ、そのためには、今ついてるフリルを全部外して、バーバリのマークを外してつけ変える作業。
骨も一部折れている。
手元も、傷などがあったので、どうするか？

などなど、いろいろな難問がありましたが、奥様にプレゼントしたいというお気持ちに心打たれ、職人と相談しながら、新しく生まれ変わった傘が出来上がりました。

多くの作業や知恵をしぼり、最後にはとても綺麗に出来上がりました。

次回には、クリスマスプレゼントとして傘を贈った時のご様子や、感謝の言葉のメールを掲載しています。

ぜひ、そちらも一緒にご覧ください。

傘修理クリスマスの日にサプライズ　感謝の言葉篇